子育て

中学生の子どもが行方不明に!?捜索願は出すの?

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中学の時期のお子さんは精神的にも身体的にも大きく成長していきます。

塾や部活動、習い事などを通して交友範囲もぐっと広がり、日々の生活がなかなか親から見えにくくなっていきます。精神的な不安を抱える時期でもあり、小学校時代と比べると親としても戸惑うことが増えるでしょう。

そんな中でお子さんが通常通りに帰宅しない、連絡が取れないという状態になった時、親としてはどんな対応が求められるのでしょうか。

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行方不明になった時の対応はどうすればよい?

「行方不明」という判断をどこでするのかについて、これという基準があるわけではありませんが、中学生のお子さんが「夜遅くになっても帰宅しない」ということになれば、まず普通の状況ではないと考えられるでしょう。

長期休業中などで生活リズムが乱れていると親がわかりにくい場合もありますが、「あれ?」と気がつくタイミングとしてはだいたいその辺りとなるのではないかと思います。

 

最も迅速に対応しなければならないのは事件・事故の可能性がある場合でしょう。

日頃から親御さんときちんと連絡を取り合い、現在特に大きな悩みなどを抱えているように見受けられないお子さんが帰宅しないという場合には、何らかの事件や事故に巻き込まれている可能性もあります。女の子の場合は特に心配です。

塾や習い事などお子さんが最後に行ったと思われる場所や自宅近くの捜索、あるいは一緒にいたと思われる友人に連絡をしてみても見つからないという場合には、学校への連絡や警察への捜索願が必要となってくるでしょう。

こういった場合にだらだらと連絡を遅らせるのは決して得策でないこともあります。

何らかの原因が考えられるという場合もあるでしょう。

たとえば、日頃から親子関係がよくなかったか直前に親子の衝突があった、学校生活や部活動の人間関係に悩んでいた、成績・進学などの問題を抱えていた、今までとは明らかに違う交友関係があったなどといった場合です。

SNSをよく利用しているお子さんの場合には親が知らない交友関係がある可能性もあります。

お子さんの部屋や家の中を見てみるとわかることもあります。衣類や大きなカバンなどが持ち出されている、お金が持ち出されているといったことがあれば、本人が意図的に家出を考えた可能性も出てきます。書き置きなどを残す場合もあります。

こうした時、家の近くの捜索やお子さんの交友関係から居所を探すことは当然してみる必要があります。ある程度のお金を持ち出していることが明らかな場合はまた別ですが、中学生の場合はやはり近隣にいることが多いと考えられるからです。

近隣でなかったとしても、お子さんが一人で身を寄せることができそうな場所、たとえば祖父母や親戚・友人宅といった所とはすぐに連絡を取りましょう。もしもお子さんがそこにやって来た時のためです。可能ならばすぐに連れ戻すのではなく数日間そこにいさせてもらうことも考えておきましょう。

書き置きの中でも特に遺書のような記述があった場合には早く居所を特定する必要があります。警察に捜索願を出す際にも、こうしたものがあった場合には優先順位が高くなる傾向がありますので早めの対応をとりましょう。

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中学生の場合、綿密に計画を立てての失踪ということはあまりないのではないかと思います。

むしろ一見すると突発的にいなくなってしまったかのように見える場合の方が多いのかもしれません。それも本格的な家出というよりは、「今日は家に帰って親と話したくない」「明日は学校に行きたくない」といったような気持ちが先行しているのだと思います。

ただ、「家に帰りたくない」「どこかに行ってしまいたい」ということを本当に実行するまでの間には、本人の中で引き金となった出来事が必ずあるはずです。

学校や部活動などでの人間関係、成績や進路の問題、親子関係、そういったことで少しでも思い当たるようなことがあれば、親としてはどうか軽く考えることなく心にとめておいてください。

 

とはいえ、いくら思い当たることがあったとしても、それとは別として事件や事故に巻き込まれることが心配です。思い当たるところを探してみても一昼夜以上まったく本人の所在が確認できないという場合には警察への連絡も視野に入れる必要があるでしょう。

 

今はほとんどのお子さんが携帯電話を所持していると思います。

ですから何らかの理由で帰宅が遅れている時に親に連絡を取る方法はあるのですが、お子さんの側から積極的に「今日は帰らない」などと連絡を取ってくることはあまりありません。特に男の子の場合、遊びが盛り上がってその流れのまま、親への連絡なく友人宅に泊ってきた…などということもあります。

反抗期特有の親への反発心から携帯電話の電源を切ってしまったりすることもあります。そうすることで親がどれだけ心配するか、周囲にもどれだけ心配や迷惑をかけるか、ということまで考えが及ばないところがまさに中学生です。

日頃から連絡が不十分なお子さんや携帯電話の電源を意図的に切ったことのあるお子さんに対しては、その都度「普段通りではないことが起きた時には連絡してほしい」「電源は切らないでほしい」「電源を切らなければならないならばその前に連絡してほしい」といったことをしっかり話しておく必要があります。

反抗期とはいえ中学生ですから、まだまだ親御さんと話をしたい時期でもあります。叱るということではなく日常の会話の中で「連絡が取れないとどれだけ心配か」という気持ちをきちんと伝えておきましょう。

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捜索願は出したらどうなるの?

捜索願は一般的には所轄の警察署に出すことになります。氏名、本籍、住所、生年月日、体格や血液型といった基本情報のほか、本人の写真やいなくなった時に着ていたと思われる服装、所持品などの情報も必要です。身体的な特徴や病歴、よく行くと思われる場所なども申告しておきましょう。

しかし捜索願を出したらすぐに警察官が大勢で探してくれるというわけではありません。

一般的に年齢が低いほど優先順位が高くなります。つまり園児や小学校低学年は本人の意思で失踪することはまず考えられないため、優先順位が高くなります。逆に中学生は「本人の意思なのではないか」ということが考えられるためその分優先順位が下がります。

いなくなった原因についてまったく思い当たることがないという場合には、特にこの点を強く訴えましょう。そうすることによって警察は熱意を持って対応に当たってくれるでしょう。

ただし思い当たる点などがあった場合には、隠したり嘘の申告をしたりするのは止めましょう。むしろ正直に状況を話した上で、ある程度の額のお金を持ち出していて遠くに行く可能性がある場合、SNSの利用によって学校外の人間関係に不審な点がある場合、あるいは遺書や行方不明となる直前の言動などから自殺の心配があるという場合にはそういった点を強く訴えましょう。つまり警察が「緊急性が高い」と判断した場合には中学生であっても優先順位が高くなります。

優先順位があまり高くないと判断された場合であっても、近隣施設への巡回、繁華街での本人確認、事件・事故被害者との照合などは行ってくれるでしょう。ご家庭だけで捜索するよりは広範囲を対象にできるということは確実にいえると思います。

日頃から心がけたいこと

幼稚園・保育園・小学生の間はお子さんの友人関係もよく見えるものです。親同士のネットワークも比較的緊密です。「面倒くさい」という面もありますが、実はこのネットワークはとても大切なものでもあります。

中学生になると親同士のネットワークは急速に小さくなっていきます。お子さんの友人関係も見えにくくなります。

幼い頃から同じ地区に住み続けている場合や部活動を熱心にしている場合には同じメンバーとのつながりが依然として深いことがありますが、親御さんとお子さんの世界は徐々に離れていく傾向にあります。

昨今はお母様方も家庭と仕事との両立に追われています。お子さんの様子が見える学校行事などに時間を割くこともなかなか難しいでしょう。学校生活に関しては学校にお任せ、お子さんの交友関係もあまりよくわからないというご父兄は意外と多いのではないでしょうか。

本来はお子さんが中学生や高校生といった不安定な時期にこそ、親のネットワークは大切なものだといえます。いざお子さんに何かあった時に「仲良しなのが誰だかわからない」「ちょっと相談したり様子を尋ねたりするママ友がいない」…ということは実はよくあることなのではないかと思います。

引っ越しや越境入学などを経たお子さんの場合には特に、親御さんがある程度積極的に学校生活に関わっていくことも必要になると思います。学校の様子やお子さんの友人関係の把握、他の父兄や担任との関わりなどについて日頃から気にかけておくことは非常に大切です。

何かあってからの対応を考えることも大切ですが、そこに至るまでの親子関係のあり方やお子さんを見守る姿勢について考えていくこともまた非常に重要なことだといえるでしょう。

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